金庫の存在意義は非常に多様!

kinko_sonzai

金庫の存在意義は非常に多様化してきています。例えば、従来であればお金や通帳・印鑑、それに有価証券等だけを保管すればよかったのですが、近年になれば個人情報保護法なる法律も制定されました。従って、企業であれば重要な顧客情報や取引先との契約書類関係も金庫に保管するなどのセキュリティー対策が必要です。また、重機でガソリンスタンドの両替機やコンビニのATM機を強奪するなど、従来に比べると強引な窃盗犯罪も増えています。そうなると、金庫のセキュリティー対策も多様化せざるを得なくなってくるでしょうね。その例を挙げれば、従来からのダイヤル式の施錠システム以外にも、近年にはテンキータイプの金庫も急増しています。それに、従来であれば箱型タイプの金庫がほとんどでしたが、例え100キロあるような重たい金庫でも3人がかりで持ち去ることも可能です。そうしたことから、壁に埋め込むタイプの金庫も多くなっています。とくに、そうした壁に埋め込むタイプの金庫の場合、その前に何か書籍棚を置いたりすることによって、隠し金庫の役目も果たしてくれることになります。

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そうなると、外見上は書籍棚のようですが、実はその裏には隠し金庫が存在しています。しかも、例え窃盗目的で侵入したとしても、壁に埋め込まれた金庫まで持ち去ることはできないでしょうね。そういう意味では、隠し金庫の有りかを見つけることも困難ですが、隠し金庫を持ち去ることも当然難しいということになります。おまけに、近年のセキュリティーが行き届いた電子錠などの施錠システムと併用すれば、まさに怖いものなしといえるでしょうね。ここで余談にはなるのかもしれませんが、今一つ理解できない金庫があるのです。それは手提げ金庫です。この手提げ金庫の場合、手で持てるような重さなので当然持ち逃げされる可能性があります。従って、金庫に保管するまでの仮金庫という役目しかないのかもしれませんね。